【Detroit:Become Human】デトロイト:ビカムヒューマン レビュー

Detroit:Becom Human

 


 こんにちは、レガリスです。 
今回はDetroit:Become Humanというゲームについてのレビューです。

 このゲームは2018年にPS4でリリースされ、
2019年にはEpic Game,2020年にはSteamで配信が開始されました。 

 以前からタイトルは知っていたものの、発売から時間が経っていたために 
今更感でプレイを躊躇していました。

 朝の情報番組『ZIP!』で月曜パーソナリティの風間俊介さんが
デトロイトを紹介していたのをきっかけに、今年中にやろう!と決めました。
販 売 元:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
リリース日:2018年5月25日
互 換 性:PS4/Windows
ジ ャ ン ル:オープンシナリオアドベンチャー
年 齢 制 限:18+(グロテスクな描写が含まれます)
人   数:1人
ちなみに私の総プレイ時間は17.9時間です。

 私たちは日々選択を繰り返して生活をしています。
無意識のまま、ありのままに考えている場合もあるでしょうし、選択といっても様々です。

『もっと早く○○すればよかった』『別の○○を選べばよかったな。』
と後悔に変わることもあるかもしれません。

 どっちにしろ同じ結果になっていたかもしれないし、
それが自分の人生の大きな分岐点となる選択かもしれない。
このゲームの物語は、プレイヤーの選択しによって進行します。


リアルすぎる登場人物たち

◆3人のアンドロイド

 技術が発達して、人間の姿をしたアンドロイド達と暮らす日常。
生活を豊かにするための機械として人間が製造した3人のアンドロイド。

コナー

変異体事件の捜査をサポートするアンドロイドRK800

カーラ

人々の生活、家事をサポートする女性型アンドロイドAX400

マーカス

家事、介護をこなし身体能力にも長けたアンドロイドRK200
リーダーとしての才能もある。

◆運命を左右する選択

 

 私たちは3人の運命を背負わされます。
更にそれぞれに関わる人物たちにも影響する事も。

 コマンド選択式で時間制限のある箇所もあります。
これは大袈裟でも何でもなく、
自らの選択が彼らの運命を左右させてしまう緊迫感と責任感、苦渋の決断を強いられることもあります。

 選択をするといっても、選びたくない選択を迫られることもあります。
心理的に怖いシーン、選択肢にゲームとは思えない疲労感も感じました。
自分が進めた結果がおぼろげに理解が出来たり、思惑と違った反応で返って来たり。

あの時こうしていたら、もっと良い結果になっていたのかなぁと考えさせられる事もあり
ここまでリアルにしなくてもいいんだよ!と感じたりもしました。

 3人の操作を一度にするわけではなく、所々に区切りがあります。
一回のプレイ時間が適度な長さで、ここまでやったから今日は終わろう。
とおおよその辞め時があるのも個人的には良かったです。

それが逆に、先が気になりすぎてやめれなくなってしまう事になってしまった時もありました。

 私の場合、1周目は不本意な顛末となってしまった為、
その後の進行に精神的ダメージを喰らいやる気がなくなってしまう状況にもなりましたが、
生きるとはそういうものです。後戻りはできません。

すぐに後戻りが出来ないので緊張感が増すのも、グイグイと引き込まれる要素だと思います。


 フローチャートで自分の選択や、自分以外のプレイヤーが
どんな選択をしたのかを見ることが出来たので
自分の選択は多数派なのか少数派なのか確認できるのも面白かったです。
見落としていた点や、他の選択肢の結末が気になるところ。
フローチャートをコンプしたくなり、もう一度やろうというのが周回要素になります。

 映画を操作しているような、観ているようなゲームです。
シナリオアドベンチャーという私にとっては初めてのジャンルなのですが
映画好きの方、サスペンス好きな方には是非やってみてもらいたいです。
やり直したりして17時間掛かっていますが、スムーズにいっても10時間はかかると思います。
 しかし、もうこんな時間!?と集中しすぎて時間の経過を忘れるほど楽しめるでしょう。

◆少々難しい難易度

 時折アクション性の強いシーンがあり、常に緊張感があるので見逃せません。
ヒントとなる箇所も設置され、些細だと思われた情報が後に回収されるとは。
 映画を操作しているような気持ちになります。
自分で操作するのでどっぷりと感情移入してしまいました。

 個人的に難しいゲームではありました。
選択に時間制限があるとゆっくり考えてもいられないですし
後先を考えて行動したい気持ちと、急がないといけないから直感的な選択になってしまい
果たしてこれで良かったのだろうかと不安になってしまう場面もありました。

  • CASUALーカジュアル
  • EXPERIENCEーエクスペリエンス
2つの難易度選択があります。
私はカジュアルでプレイしました。

 そのあとエクスペリエンスでもやってみましたが、操作方法が増えていたり
カジュアルでは見過ごされたミスも厳しめに判定されるので
最初にカジュアルでプレイしたのは正解だったと思います。

より緊張感を得たいのであればエクスペリエンスをお勧めしますが、
物語を楽しみたいという私の様なタイプの人にはカジュアルで十分満足だと思います。

 3人の結末はどうなるのか、それはプレイヤーの選択で変わります。
フローチャートを全部解放したわけではないのでまだ見ていないシーンがあるとすると
プレイ時間は20時間以内ですが、十分なボリュームがあると思います。


☆おわりに

 冒頭でも書いたように『ZIP!』で
風間俊介さんが紹介していたので興味を持ちましたが、
実際多くの著名人も絶賛しているゲームなのがよく分かりました。

 普段あまり実況動画をみたりする機会はないのですが、
他の方のプレイしているのを見てみたいなと感じました。

 この人はここでどんな選択をするのだろう。あの人はここで何と何の選択で迷うのだろう。
と言うのを見るのも楽しそうだなと思います。

私は1週目に思い描くエンディングをは違う結末となってしまったために2週目もしました。
あなたの物語が良いものとなりますように。

何より、このレビューを見たことが良い選択となりますように

ここまで見てくださってありがとうございました。

©Quantic Dream


好きなキャラの編成を検索

QooQ