レビューが難しくて、下書きしたまま投稿していなかったゲームがありまして、
そうです、デスストランディングです。
なかなか言い表すのが難しいタイトルでした。
なんとか言いたいことは、まとまりましたのでお伝えできればと思います。
ちなみにTwitterの『#デススト写真部』をたまに見るのですが、皆さん写真のセンスがあって羨ましい。
私は上のサムネが限界でした・・・
それではまず詳細から
販 売 元:コジマプロダクション
リリース日:2019年11月8日 Windows:2020年7月14日
ジ ャ ンル :アクション
互 換 性:PS4 / Windows
年 齢 制 限:17+
リリース日:2019年11月8日 Windows:2020年7月14日
ジ ャ ンル :アクション
互 換 性:PS4 / Windows
年 齢 制 限:17+
◆運ぶ為に何かをするゲーム
デスストランディングはどんなゲームか。
”お使いゲー”
”ノーマンリーダスを操作できるゲーム”
”ノーマンリーダスのトイレタイムを眺めるゲーム”
だとか色々言われていますが、実際どうなのかと言えば
全部正解です。
ストーリー的に言えば、
分断されたアメリカの地や人間を再び繋ぎ合わせる”絆”をテーマにしたゲーム。まとめればこういう事なのですが、つまり?と聞かれると難しいところ。
○○です!と断言できない・・・
主人公は伝説の配達人であるサム(ノーマン リーダス)が依頼を受注して配達をする。
お使いゲー?と聞かれたら全く否定できない。
それ故に、単調過ぎて退屈だという声もあるのは仕方ないと思うのですが
他のゲームでコツコツと金策の為に作業が出来てしまう私なんかは、
お使いなんて全然苦にならない。
それだけ聞いたら、何それ面白いの?となりますが、
デスストランディングは、その先に何かがあるんです。
↑は、クリスマスイヴにくれたメール 依頼主の元へ配達すると物凄い感謝されて、後でメールなんかくれちゃって。
配達した時は『ありがとうございました。助かりました』
だったのがメールだと♥や☺といった絵文字を多用し慣れ慣れしかったり、
ありがとう、これからも頑張ってね!と応援してくれたり
また頼みたいことがあるからまた来てね!と都合良かったりと
人間味があって面白い。
色々言っていますが、目的は変わりません。
アメリカの再建、人類の分断、孤立を繋ぎ直すゲームです。
・建設装置
サムは建設装置という機材を拾ったり作成したりすることが出来ます。
作成ではありませんが材料さえあれば、国道も通すことが出来ます。
建設素材にはポストや橋、充電機能のある柱、ジップラインなど様々あります。
最初は徒歩での移動ばかりで不便に感じますが、ストーリーを進めて繋がりを持っていくと
移動手段のバイクや車を作成したり、建設物を自由に置くことで便利になりました。
最初は目的地にたどり着くことが目的だったのに、
作成する事が目的になったりしてかなり燃えました。
”繋がり”はオフラインだけではありません、オンライン要素もあります。
誰かとゲーム内で共闘するなどはありませんが、誰かが建てた建築物が反映されることがあります。
私が建設したものが誰かの役に立つこともありますし、その逆もしかり。
その誰か(someone)と誰かと繋ぐサム。
伝説の配達人というのも頷けます。
質問が沢山来るので再度ツィート。DSはステルス・ゲームとは違います。主観で進む事も出来ますが、FPSシューターでもありません。全く新しい繋がり(ストランド)の概念を取り入れた、これまでにないジャンルのアクション・ゲーム、ストランド・ゲーム(ソーシャル・ストランド・システム)と呼んでます。 pic.twitter.com/lUIMBfjpsL
— 小島秀夫 (@Kojima_Hideo) June 4, 2019
サムは人々をアメリカを再び繋ぐために、多くの荷物を運びます。
背中や手に荷物を積んだり持ったりするのですが、バランスが悪いとサムがよたっちゃうんですね。
物を沢山運ぶ為にサムはどこに何を配置すれば左右バランスが良くなるのか、
これを使えば身体に負担をかけずにこれだけ運ぶことが出来る。
でも、それはこの作業が出来ないからこうしよう!
こっちの道を行くのは躓いてしまうから迂回して川に橋を架けよう。
これを使えば身体に負担をかけずにこれだけ運ぶことが出来る。
でも、それはこの作業が出来ないからこうしよう!
こっちの道を行くのは躓いてしまうから迂回して川に橋を架けよう。
時には、BTと呼ばれる幽霊のようなものと遭遇する事もあります。
イベント上避けて通れない場合もありますが、荷物の劣化を防ぐために気を付けなければなりません。
サムは頑張り屋の、やさしい男性なんです。
ウォーキングデッドのダリルのように、ワイルドでボーガンさえあれば何でもできる人でなく、とっても繊細な人なんです。
・色々言われていたけど
発売当時は殺伐とした評価だけでなく、ストーリーを読んで配達をして”先が気になって仕方がない!”
というコメントもSNSで見かけました。
私も、徐々に繋がっていく物語や、人々との繋がりが本当に楽しかったです。
じゃあ否定的な意見は理解できないの?と言われたら賛否両論なのはわかる。
これ、効率重視のプレイヤーには受け付けないだろうなぁと考えがチラついたことは何度かありました。
具体的に言えば、配達に時間が掛かってストーリーが進まない。
BTなどの敵から逃れる為に予定していた配達ルートから外れて
とんでもないところにたどり着いてしまい、バイクや車を使う事ができず面倒くさい事になってしまう事もあります。
ランダムエンカウントとはまた違うのですが、
そういうのが嫌いだったりすると、受け付けないのかなと思います。
ちなみに迂回するだけでなく、戦闘要素もあります。
銃や爆弾などもありますが、基本的には荷物が破損したりしないように戦闘しないように移動するのが〇
このように、運ぶのが目的ではあるけれど運ぶ為に何かをするゲームと言うのが正解だと思います。◆アクション性は あるにはある
ストーリーはほぼ移動とムービーだと感じます。
銃や爆弾など攻撃手段はあるにはある。
何個か持っていたほうが良いし、いらない場面もある。
これお願いね!と配達依頼をされるのですが、そこらへんに落とし物があったりもします。
面倒じゃない限り、取りに行ってすっごい背中に積むんですよ。ただ・・・ただ・・
いっぱい背中に積んじゃったし早く届けよう♪
なんて時にBTとの遭遇。
バンバンと銃で敵を倒すための銃ではなく、あくまで自身を守るために使用します。
とは言っても戦闘フェーズはあります。
自分を守るためなんて言ってられません。目的を遂行するためにバンバン撃ちましょう!(笑)
と、あまり攻撃的なゲームではありません。
荷物を運ぶ際に、他の人がどこを通ったのかわかったりするのも良かった。
◆どんな人向け?
何を求めるかで人を選ぶゲームだと思いますね。
ギミックを解いて進む
銃や武器で正義の為に戦う
敵を倒して経験値を得ることで徐々に強くなる そういうゲームでは無い。
そういうゲームが好みであれば、お勧めしないです。
いつもなら、”こういう人に向いています” という書き方をするのですが、
今回かなり人を選ぶゲームだというのはお伝えしたいと思います。
ゲーム自体は自由度が高いので何でも出来るのですが、序盤は不便なので
徐々に便利になっていくのが楽しかったです。
クラフトにのめり込むような人なら何時間でも出来るのではないかと思います。
資源に制限が無いので、移動手段や道具を自由に作ることが出来るのが良かったですね。
◆難易度は高め
難易度は最初に設定しますが、後からでも手錠端末を使って変更する事が出来ます。
Very Easy,Easy,Normal,Hardから選択できます。
私はノーマルでクリアしましたが、結構難しめの作りかなと感じました。
ストーリーを楽しむならVery Easyで十分だと思います。
バトルは難しいような気もしましたが、ゲームしてる感はありました。
◆感想
ストーリーがしっかりしているので、先が気になって道中が辛くても
詰むことなく進むことが出来たと思います。
辛いというのは、私自身ステルスが結構苦手で何度も敵と遭遇してしまったので、
慣れるのに時間が掛かりました。
サムのビジュアルがとてもリアルなので、非現実的な事をした時凄く興奮しましたね笑。
無茶な事してくれる喜びというか、してくれるってさせてるんですけどね。
ノーマンリーダスとイチャイチャしてる感が楽しかったです!
序盤は目的地にたどり着くことが目的だったけれど、
後半は移動手段が増えるので作ることが楽しくて作るのが目的になったりして
時間を忘れるほど楽しかったなぁ・・。
好き嫌い別れるのは別に、デスストランディングだけじゃないですが
特に別れるかなとは思いました。
新しいものを受け入れる、受け入られるって大変なんですよね。
こんな事言うのもなんですが、同じようなゲームシステムで飽きられるより
よっぽど良いと私は感じます。
ストランドはきちんと受け取りました。
更なる小島監督作品が楽しみですね。
ここまで見てくださりありがとうございました。
©2019 Sony Interactive Entertainment Inc. Created and developed by KOJIMA PRODUCTIONS.