【風ノ旅ビト】レビュー

風ノ旅ビト



 こんにちはレガリスです。 
今回はPS4でゲームダウンロード中にやったゲームが面白かったので紹介しようと思います。

 風ノ旅ビトというプレイステーション所持者でしたら誰でも知っているのではないかと思うのですが、現在はスマートフォンでも遊ぶことのできるゲームです。

私も知人から教えてもらって前から知ってはいたので
以前無料でダウンロードが出来ると聞いてPS4でダウンロードだけしていました。

 新たにゲームをダウンロードしようとしたら3時間かかる表示が出ましたので、
何かするゲームなかったかなぁと思いだしたわけです。(大変失礼ですみません)

 クリアまで2時間かからない位だったでしょうか、プレイした様子・感想を書いていこうと思います。
風ノ旅ビト
販 売 元:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
リリース日:2012年3月13日
ジ ャ ン ル :アクション
互 換 性:PS3/PS4/iOS/PC
年 齢 制 限:全年齢

 特に説明やセリフもなく、コントローラーを左右水平に傾けるようにガイドがあり
”flowery”というゲームを思い出した私。
すぐに調べたら、同じ制作会社の物でした。

 この時点でどんなゲームか想像することは出来ませんでしたが、
制作会社がわかると良いゲームを紹介してくれたのだなぁと安心感を抱きました。

攻撃をしないアクションゲーム

 物騒な話ですが、私は脳筋ゲームプレイヤーです。
ガシガシと攻撃して、レベルアップして強くなってスキルを習得し強くなることに喜びを感じます。

 風ノ旅ビトは攻撃スキルはありません。
風に舞うリボンを切ったような布に触れるとパワーをチャージして、
そのチャージ分だけ空を舞う事が出来るというシンプルなアクションで目的地へたどり着くというゲーム。

 タイトルに出てきた山こそがゲームの最終地点です。
砂漠という辛い環境から更に辛い山を登ろうとするなんて、リアルには到底考えつく事ではありません。
 しかしこの主人公の決心は固いようですので、どうにか連れて行ってあげたい。
私は、山頂を目指すことにしました。

 GIFのキャラクターを操作するのですが、首元に見えるマントの様なものは
フィールドにある光に触れることで長くなります。
長くなればチャージされる量も多くなりその分滞空時間が増えます。

もう少し操作することはあるのですが、それはより多くチャージさせる方法となりますので、説明を省かせていただきます。
飛ぶ歩くこの2つの動作を使用してプレイします。

 途中、とても大きな怪物と遭遇します。
怪物はこちらに気づくと襲い掛かって来ますが、それでも攻撃しません。避けるだけ。
そもそも攻撃手段はありませんから、見つからないように進みます。


危ない人を見かけたら、関わらないように近寄らないように
制作者の意図としては避けることを伝えてくれているのでしょう。(きっと違う)

誰かを傷つけることの無いやさしい世界。
優しいゲームですね。

仮に見つかって突進してきても、死ぬというのはありません。

旅ビトとの遭遇

 記述していませんでしたが、
オンライン状態だと他プレイヤーとマッチングする事があるそうです。

 実際私も、気づいたらそこにいたという感じでマッチングしました。
はじめは完全にソロゲームかと思っていたので、よく動くNPCかな?とも思ったのですが
調べてみると他の旅ビトと出会ったという投稿をいくつか目にしました。

 その人が誰なのかわかりません。
マッチングしても言葉を発する事もできません。
相手が誰かもわからないまま、いくつかのフィールドを同じ人物かもわからないままクリアしていきました。

言葉が無くても、こっちだよみたいな仕草を取ってみたり(クルクル回っていただけ)
それに相手も答えてくれたり(クルクルし返してくれただけ)

自然と協力しあってクリアできた時は、温もりを感じました。

美しい世界

 山頂を目指すのですが、ただ砂漠を突き進むだけではありません。
美しい遺跡や、大きな橋、時には地下深くに眠る都市や雪山を通らなければなりません。

 幻想的な景色に、うっとりしてしまいました。
どんな美しい世界を目にしてきたらこんなフィールドを作り上げることが出来るのでしょう。
 確かここは、私はソロでプレイしていたのでひたすら一人でスクショを撮っていました。
オンラインでマッチングするエリアとマッチングしないエリアがあるのでしょうか。

たまたまマッチングしていなかったから一人だったのかはわかりませんが、
終わってみて、ここはソロで本当によかったと思えました。

他にも、フォトジェニックなフィールドがあり操作だけでなく、目でも楽しむことが出来ました。


 雪山のステージでは、目指すべき山頂が吹雪で見当たらず
ただ上に向かう事だけを考えてきっとこの先に目的地があるに違いないと、ひたすらに山を登りました。

 どこをとっても絵になるとはこのゲームの事ですね。

感想

 実は、朝の7時半にプレイしたのですが・・・
リリースから約8年。
まさかマッチングするとは思っていなくて、人らしきプレイヤーを見た時は
誰これ?NPC?状態だったのですが(だって朝の7時半)

 マッチングするだけのプレイヤーが未だにいるのは、これだけ素晴らしいクオリティなら納得です。

最後には誰とプレイしたのか、アカウント名の表示がありました。

 私は無料期間中にダウンロードする事が出来ましたが、
PS4ストアだと  ¥1,320で購入することができます。
2時間くらいでクリアしましたが、この値段の価値は確実にあります。


 名前もしらない旅ビトと勝手に仲間意識をもってこっちだよと先導してくれたり、
時には寄り添って歩いたり、言葉は無くてもとても楽しい時間を過ごすことが出来ました。


 欲を言えば、その旅ビトさんにもそう感じてもらえていたらいいなぁと願いながら
私は無事に山頂へ足を踏み入れることに成功しました。
 
 ボタン操作は〇と×のみ。
説明はないものの、するべきことがわかる。
誰にでも操作のできるゲームなので、全年齢対象と言うのが頷けます。

 脳筋の私ですが、本当は癒しを求めていたのかもしれないです。
ダウンロードの合間にゲームしとくかなんて、軽はずみな考えで起動した事を反省したい。

 2週目は、私が誰かを先導してあげるんだ。
誰かに優しくしてあげたい、そんな気持ちにもさせてくれるゲームでした。

癒しを求める方に、やさしい心を取り戻したい方に。笑
是非やってもらいたいゲームでした。

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