クレヨンしんちゃん『オラと博士の夏休み』~おわらない七日間の旅~

クレヨンしんちゃん『オラと博士の夏休み』~おわらない七日間の旅~



 こんにちは、レガリスです。

久々のブログとなります。
全然更新も出来ていませんでしたので、のんびりゲームが出来たらなと思い
既にセミも鳴かなくなった今日この頃ですが、ひっそりと夏休みを満喫したいとおもいます。
クレヨンしんちゃん「オラと博士の夏休み」~おわらない七日間の旅~
販 売 元:Neos Corporation
ジ ャ ンル :ちょっと不思議な夏休み体験アドベンチャー
互 換 性:Nintendo Switch
年 齢 制 限:全年齢対象
 『ぼくのなつやすみ』の企画・脚本・背景レイアウトを担当した
綾部和さん率いるミレニアムキッチンのスタッフが担当すると話題になりました。
そこで気になるのはこれでしょう。

”ぼくのなつやすみ”みたいなゲーム?

 リリース当初、『ぼくのなつやすみ』のミレニアムキッチンが担当するって!!
と話題になっていましたが、シリーズかと言われるとそれは”いいえ”です。
ゲームかと聞かれれば”はい”です。
ぼくのなつやすみライクなゲームをプレイした感じでした。

クレヨンしんちゃん『オラと博士の夏休み』~おわらない七日間の旅~ (以降オラ夏)
はクレヨンしんちゃんが好きな方は、アニメや世界観をそのままゲームで遊べている。
そんな気持ちになるのではないでしょうか。

 まず、パッケージからして後ろに恐竜いますし!

ぼくのなつやすみ の様な、懐かしさを覚えるゲームというよりは、
ファンタジーだけど、どこか懐かしい。リアル感少なめなゲームだと思います。

という訳で、ぼくのなつやすみを、しんちゃん視点でプレイできるのかなと
気になって購入を検討している方には別のゲームなのでおすすめはできません。

 全年齢対象という事もあって、わかりやすいストーリーや会話の内容ですが
もっと言うなら幼児、小学生低学年のお子さんにもわかりやすいような
ヒントが多いゲームかなと感じました。

操作も簡単で、詰む要素は見当たりませんでしたが
大人目線のクスっと笑えるやり取りもあって、面白かったです。

まったりアドベンチャーゲーム


 普段は埼玉県カスカベに住む野原一家ですが、
ヒロシの出張に合わせて、家族でミサエの”竹馬の友”であるヨヨコさんの家で夏休み中の1週間を過ごす事になりました。

ヨヨコさんの住むアッソーに向かう途中、熊本駅で
モニターになってほしいと怪しいおじさんから声をかけられカメラを渡されます。

撮影すると、写真ではなく絵を描いたようなプリントシールが出てくるという
優れた機能を持っています。

何かウラがありそうではあるものの、
カメラと共に、魚を釣ったり、虫を捕ったり夏休みを満喫するしんちゃん。

新しいお友達と出会ったり素敵な時間を過ごすのですが、
不思議な出来事にも遭遇します。

アッソーでの夏休みは、楽しい思い出になるのでしょうか。

とざっくりまとめてみましたが、かなりまったりとしたアドベンチャーゲームという感じ。

ですので、激しいアクションゲームや、RPG好きな方にオススメはできません。


 基本的に自由行動で、セミの鳴き声や、川のせせらぎ音など
自然の中で理想の夏休みを過ごすことが出来ます。

ストーリーはゲームをしていれば勝手に進むので、
プレイヤーは目標や、魚、虫の採集などをこなすことで
エリア解放など出来る事が拡大していきます。

しんちゃんは5歳児ということで、体力ゲージがありゲージが0になると
疲れて動けなくなってしまいます。

 体力ゲージが0になると、ゲームオーバーはありませんが
遠くまで散策に行っているとヨヨコさんのお家に戻されてしまうので、
おやつを食べてスタミナを回復するのを忘れないように行動しなければなりません。
 
 日中はマップを好きに移動できるのですが、
夜は危ないので移動できないエリアが存在したり、
釣りや採集によっては、時間帯により制限もあるので多少は計画性も必要です。

日が暮れてしまえば、誰かがお迎えに来て強制的に家に連れていかれることになります。

ペナルティは無いので、家の近くまで戻りたいときはデスルーラ的な感じで使っても
良いかもしれません。



 オラ夏では、アッソーになぜかカスカベのお友達に似た新しい友達が暮らしています。

アッソーのお友達と一緒に恐竜カードバトルをする事が出来るのですが、
この恐竜バトル、恐竜カードにはグー・チョキ・パーによってダメージ量がかわる攻撃力が書かれています。

更にチョコビを買うなどして手に入れることのできる能力アップのカードを組み合わせて戦います。
 対戦相手が何を出してくるかはおそらくランダムで、
かなり運要素の高いゲームなので、普通に難しいバトルではあるのですが
たまに開かれる恐竜バトル大会で優勝すると報酬として行動範囲が広がる為、
オラ夏を満喫したい方には是非恐竜カードバトルもプレイしていただきたいです。
運なので普通に負けたりします!


余談ですが・・・
 これは、後にも書きますが目標の達成を目指すあまり
結構無駄な動きが出来ないというか、寄り道があまりできずマップをのんびり散歩したいなという気持ちがありました。

これには、私に足らなかった点がありまして、
結構ストーリーも後半も後半で時間経過を遅らせることが出来る設定があったらしく、もっと気づきたかった!と悔しい気持ちに。


これから始められる方には、是非覚えておいていただきたいです。

設定出来る事を知らなかった時の私は、
のんびり寄り道も出来ないんじゃ、マップ覚えられない!と若干ブツブツ言っていたのですが・・・笑
設定をのんびりにしてからは、あれもやりたい、これもやりたいを思う存分欲望に
忠実にこなすことが出来ました。

ボリュームは少なめ

 これにはちょっと先ほどの話も含めて補足したいと思うのですが、
時間経過の設定の存在に気づいていなかった私。

性格上、クリア後のやり込み要素というよりは、
あれもこれも1周目でこなしたいという気質でして。
今回も、1日に出来る事をあれもこれも詰め込んで無駄な動きをしないように
最短で移動などをしていたのですが、その結果クリア時間が結構早かったのではないかと思ってですね。
結構詰め込んだわりに、クリアタイムが11時間程だったのは若干ボリュームが少なかったのではないかと思いました。

 時間経過をのんびりに出来る設定があると知っていたら、
もっと心に余裕を持って満喫できたのでじゃないかと思います。

ちなみに、クリア後も記録は引き継がれていますしアッソーで出来たお友達と遊ぶ恐竜バトルカードも引き継がれていますので、
私の様なのんびりゲームしたいわりに、思いっきり詰め込んだプレイスタイルをしなくても楽しめますので、時間に余裕をもって楽しみましょう。


私的気になるナレーション・・・

 少々ネガティブな感想になりますが、
ナレーションの立ち位置が正直よくわかりませんでした。
無くても良かったのではないかなと感じたのは、私が大人であるからなのかわかりません。
”ぼくのなつやすみ”を知っているからこそ、無意識に比較してしまっているのか
邪魔に感じてしまいました。

本当に、勝手な願望といいますか
夜に、絵本を読み聞かせしてくれているように、絵日記の内容を
後から振り返りで再生できる機能があったりしたら面白いかなと感じました。

 未プレイの方に言えば、ストーリーや進行にナレーションが入る事があるのですが、
しんちゃんが言ったセリフに補足以上の押しかけるようなセリフがあることに違和感を感じました。
語り程度で良かったのではないかなと気になる点としてあげさせていただきます。

これは、このゲームの向き不向きを決定づけるまでの要素になるのではないかと思います。

最後に

 これは、一番最初にお伝えしなければならなかった事とは思うのですが、
グラフィックがとても綺麗です。
ゲーム内容をお伝えしたかったので、どこにこの話を持ってくるべきか見失っていました。

 オラ夏はエリア移動しなければ体力が自然に減るといった事はありませんし、
足を止めて自然の音を聞きながら、視覚的にもアッソーの景色を楽しめる作品であることはお伝えしたいと思います。
特に、釣りをしながらのスクリーンショットは捗りました。


ただの風景画面ではなくプレイ画面ですから凄いですよね。

アニメの世界に入り込んだような、しんちゃんの映画の世界を旅しているような。
クレヨンしんちゃんの良さを損なう要素ゼロの大人も、特にお子さんも楽しめる作品となっていますので、是非プレイしてみてください。


©Neos Corporation

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